手術のご案内

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当クリニックの手術のご案内

当クリニックの手術のご案内

福井市加茂河原の宮﨑整形外科では、幅広い整形外科手術に対応しています。日帰り手術から入院を要する手術まで、患者様の状態や希望に応じて最適な手術方法を選択いたします。

当クリニックの特徴は、クリニックでありながら高度な専門性を要する手術にも対応できる点です。各分野のスペシャリストによる執刀体制を整え、安全かつ効果的な手術を提供しています。

ご希望に応じて入院対応も可能

ご希望に応じて入院対応も可能

当クリニックでは、患者様の安心と快適さを最優先に考えています。そのため軽度の手術で通常は日帰りで行う場合でも、患者様が入院を希望される場合には、可能な限り柔軟に対応させていただいています。

ご自宅での安静が難しい場合や、術後の不安がある場合など、個々の事情に合わせて入院の可否を検討いたします。

宮﨑整形外科の手術の特徴

point01

幅広い手術に対応

クリニックでありながら、ほぼすべての整形外科疾患の手術に対応可能です。小児から高齢者まで、様々な年齢層の患者様に対応しています。

point02

専門性の高い手術

各分野のスペシャリストによる執刀体制を整えており、脊椎手術や関節鏡手術など、専門性の高い手術も行っています。

point03

入院設備を設置

19床の入院設備を備えており、日帰り手術から入院を要する手術まで幅広く対応可能です。患者様の希望に応じて、柔軟に入院対応も行っています。

point04

低侵襲手術の実施

内視鏡手術や関節鏡手術など、患者様の負担が少ない低侵襲手術にも力を入れています。

宮﨑整形外科で受けられる手術の例

頚椎椎間板ヘルニアへの手術

頚椎椎間板ヘルニアは、首の骨と骨の間にあるクッションの役割を果たす椎間板が突出し、神経を圧迫する状態です。多くの場合、保存的治療で症状が改善しますが、進行した場合や神経症状が強い場合には手術が必要となることがあります。

頚椎椎間板ヘルニア手術

当クリニックでは患者様の症状や状態に応じて、内視鏡を用いた低侵襲手術や顕微鏡下での精密な手術を行っています。内視鏡手術では小さな切開で手術を行うため、術後の痛みが少なく、回復も早いのが特徴です。一方、顕微鏡下手術ではより詳細な視野で手術を行うため、複雑なケースにも対応可能です。いずれの手術もヘルニアを摘出し神経の圧迫を解除することで、痛みやしびれの軽減をはかります。

肩の腱板断裂への手術

腱板断裂は、肩関節の動きと安定性を担う腱板が損傷する疾患です。日常生活やスポーツ活動で肩に負担がかかることで発症し、進行すると肩の痛みや腕が上がりにくくなるなどの症状が現れます。保存療法で改善が見られない場合や、大きな断裂がある場合には手術が検討されます。

腱板修復術

当クリニックでは腱板断裂に対して、関節鏡を用いた低侵襲手術を主に行っています。この手術では肩に小さな穴を数箇所開け、そこから細い内視鏡カメラと専用の器具を挿入して手術を行います。断裂した腱板を元の位置に戻し、骨に縫い付けて修復します。

関節鏡手術の利点は、傷が小さく術後の痛みが少ないことや、肩の機能回復が早いことです。また詳細な視野で手術を行えるため、より正確な修復が可能です。手術後は、段階的なリハビリテーションを行い、肩の機能回復を目指します。

手根管症候群への手術

手根管症候群は、手首の手根管という狭い通路を通る正中神経が圧迫されることで起こる疾患です。手のしびれや痛み、握力の低下などの症状が現れます。多くの場合、保存的治療で改善しますが、症状が重度の場合や長期間改善が見られない場合には手術が検討されます。

手根管開放術

手の平に約3~4cmの切開を加えて、手根管を直接観察しながら開放します。視野が広く確実な手術が可能ですが、傷跡が比較的大きくなります。

腰椎椎間板ヘルニアへの手術

腰椎椎間板ヘルニアは、腰の骨と骨の間にあるクッションの役割を果たす椎間板が突出し、神経を圧迫する状態です。多くの場合、保存的治療で改善しますが、強い痛みやしびれが続く場合、下肢の筋力低下が進行する場合などには手術が検討されます。

内視鏡下椎間板摘出術(MED:Microendoscopic Discectomy)

小さな切開(約2cm)から内視鏡を挿入し、ヘルニアを摘出します。傷が小さく、術後の回復が早いのが特徴です。

椎間板内酵素注入療法(ヘルニコア)

椎間板内酵素注入療法(ヘルニコア)は、酵素を含む薬剤を椎間板に注射し、ヘルニアを縮小させて神経圧迫を和らげる治療法です。薬剤の有効成分が髄核内の保水成分を分解し、膨らみを抑えることで症状を改善します。

脊椎椎体骨折への手術

脊椎椎体骨折は、主に骨粗しょう症が原因で脊椎の骨(椎体)が潰れる骨折です。多くの場合、保存的治療で改善しますが、痛みが強い場合や変形が進行する場合、神経症状がある場合には手術が検討されます。

脊椎椎体骨折に対する経皮的椎体形成術

この手術は、骨折した椎体に特殊な骨セメントを注入して強化する低侵襲な手術です。局所麻酔下で行い、皮膚に小さな穴を開けて専用の針を刺入します。X線透視下で正確にセメントを注入することで、椎体の高さを回復させ、痛みを軽減します。手術時間が短く、術後の回復も早いのが特徴です。

後方固定術

この手術は、骨折した椎体の上下の椎骨にスクリューを挿入し、それらをロッドで連結して固定する方法です。脊椎の安定性を高め、神経の圧迫を解除します。変形が進行している場合や、神経症状がある場合に選択されることが多い手術方法です。

大腿骨頚部骨折への手術

大腿骨頚部骨折は、太ももの付け根の部分(大腿骨頚部)が折れる骨折です。主に高齢者に多く見られ、転倒などが原因で発生します。この骨折は歩行機能に直接影響するため、ほとんどの場合で手術が必要となります。

骨接合術

骨折部位をスクリューやプレートで固定する手術です。比較的若い患者様や、骨折の転位が少ない場合に選択されます。自身の骨を温存できるメリットがあります。

人工骨頭置換術

骨折した大腿骨頭を人工の骨頭に置き換える手術です。高齢の患者様や、骨折の転位が大きい場合に選択されます。早期の荷重が可能となり、術後のリハビリテーションを進めやすいメリットがあります。
手術後は、早期離床と適切なリハビリテーションを行い、歩行能力の回復と日常生活への早期復帰を目指します。

半月板損傷への手術

半月板損傷は、膝関節内にあるクッションの役割を果たす半月板が損傷する疾患です。スポーツ時の急な動きや加齢による変性が原因となります。保存的治療で改善しない場合や、ロッキング症状(膝が引っかかる感じ)がある場合などに手術が検討されます。

関節鏡視下半月板部分切除術

損傷した部分のみを切除する手術です。関節鏡を用いて行うため、傷が小さく回復が早いのが特徴です。変性が進んだ半月板や、修復が困難な損傷部位に対して行います。

関節鏡視下半月板縫合術

損傷した半月板を縫合して修復する手術です。若年者や損傷が新しい場合、特に半月板の外側部分の損傷に適しています。半月板の機能を温存できるため、可能な限りこの方法を選択します。

アキレス腱断裂への手術

アキレス腱断裂は、足のかかととふくらはぎをつなぐ最も太い腱であるアキレス腱が切れてしまう怪我です。主にスポーツ活動中の急な踏み込みや、転倒などで発生します。断裂すると、かかとを地面から離すことができなくなり、歩行が困難になります。多くの場合、手術による修復が必要となります。特に活動的な方や完全断裂の場合、手術が推奨されます。

アキレス腱縫合術

この手術は、断裂したアキレス腱を再接合し、機能を回復させるために行われます。近年では、小切開による低侵襲手術も行われており、傷跡を小さくし、感染リスクを軽減する利点があります。

この手術の利点は、アキレス腱の強度を回復し、正常な歩行や運動機能を取り戻せることです。また、再断裂のリスクを軽減できます。ただし手術の必要性や具体的な方法については、MRIやCTなどの画像検査結果と詳細な診察に基づいて慎重に判断します。保存療法(非手術療法)が選択肢となる場合もあります。

0776-33-1111

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